「フィナスト」は、AGA(男性型脱毛症)治療に認可されている医薬品「プロペシア」と同じ効果があるジェネリック医薬品(後発医薬品)です。
プロペシアは、AGAの原因となる男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害するフィナステリドを成分とした医薬品で、AGAによる脱毛や薄毛の進行を抑えることができます。

 

フィナストは、そのプロペシアの元祖である「プロスカー」のジェネリック医薬品としてインドのドクターレディー社が販売している医薬品です。
ドクターレディ社は、プロスカージェネリック品として「フィナックス」も販売していますが、その違いはフフィナステリドの含有量です。フィナックスは1錠当たり1mgのところ、フィナストは1錠当たり5mgのフィナステリドが含まれています。

 

通常のプロペシアやジェネリック品は0.2mgか1mgタイプなので、錠剤をそのまま服用するのが一般的ですが、このフィナストは1粒を分割して服用する飲み方になります。
同様に1錠に5mg含まれているジェネリック品としては、インドのシプラ社による「フィンカー」が挙げられ、分割する手間がかかってしまうというデメリットはありますが、1回あたりの費用が安くコストパフォーマンスに優れている点が特徴です。

 

しかし、フィナステリドは妊婦や胎児に大変危険な成分のため、注意が必要です。
フィナステリドは、男性ホルモンのDHTの生成を阻害する働きをするため、DHT本来の生殖機能を司る部分に大きな影響を与えてしまいます。成人男性が服用した場合も性欲減退や男性機能低下などの副作用があらわれる場合がありますが、妊娠中の女性や胎児の場合は、触れただけで胎児の生殖機能に重大な異常をきたす可能性があります。
女性や胎児が粉末や錠剤に触れてしまう可能性がある場合は、コストパフォーマンスがよいからと単純に選ぶのではなく、分割が必要なフィナストの購入ではなくコーティングされているまま服用できる錠剤タイプを選ぶなど、十分に検討した上で選ぶことが大切です。